人の手は借りたいが、その手の先には…
2023/08/10
残暑の候 皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて弊社では新卒の方の採用に向け、7月初旬よりリクルートを目的とした学校訪問を重ねてまいりました。
その数30校におよびます。
「今本工業はみんな若くて勢いがある」とかねてより現場ではご好評をいただいておりますが、社長以下スタッフ一同はやはり若い力に大きな魅力を感じています。
そこで新たなチャレンジとして今回初めて多くの高校を訪問させていただいた次第ですが、これが非常に良い経験となりました。
求人の手ごたえを感じたのではなく、求人そのものの意義を感じさせられたのです。
人の手は借りたいが、その手の先には人がいる。人格がある。
その人には親御さんから育てられた歴史があり、応援してくれる先生や仲間たちがいるということを改めて痛感いたしました。
先生方、生徒さん方の本気に触れてきました。人生、右に行くか左に行くかで確かにその先大きな違いが生まれることでしょう。
求人は簡単ではありませんし、このリクルート活動で誰かを安直に勧誘しようなどとは考えておりません。
鉄筋業は他業種と比較すれば地味なイメージがする感が否めないことも存じております。
しかしながら手前味噌で恐縮ですが、私自身は「鉄筋業は芸術」だと思っております。これだけ様々な分野で機械化が進んでいるにもかかわらず、鉄筋組立は今までもこれからも職人の手でしか成しうることができません。ここに魅力を感じていただき、本物のご縁がつながることを祈っております。
「実際に足を使って求人活動をすることで改めて若い力の素晴らしさを感じ、同時に雇用することの責任の重大さを再認識した。」とは社長の弁。
もしもご縁をいただいた際には、この気持ちをずっと忘れることなくお互いに高め合える関係になりたいと強く願っております。
出会えた高校生諸君へ
祈・大成!